
愛知県立芸術大学管弦楽団は1989年器楽専攻に管打楽器コースが開設されたことにより、翌1990年4月に誕生、2014年で25周年を迎えました。 創設時より本格的なオーケストラの育成を目指し、日本を代表する指揮者である外山雄三客員教授を中心に一貫した指導が行われてきました。定期演奏会は愛知県芸術劇場コンサートホールで毎年11月に開催しており、邦人作曲家の作品と、外国人作曲家の作品を取り入れたプログラム構成を基盤に、本学を代表する催事のひとつとして定着しています。これまでのご支援に感謝するとともに、中部地区唯一の公立芸術大学オーケストラとして、音楽文化の発展に貢献することを目指して今後も地域や社会に向けてますます積極的に活動を行っていきます。 マーラー交響曲第9番では、楽団創設時から指導にあたっている外山雄三(客員教授)の指揮のもと、コンサートマスターにデヴィッド・ノーラン(客員教授)、ヴィオラに百武由紀(本学教授)、コントラバスに渡邉玲雄(本学講師)が参加し、25周年に相応しい特別なメンバーでお送りします。
NHK交響楽団正指揮者、愛知県立芸術大学客員教授。
1949年イギリス・リヴァプール生まれ。1967−1971年英国王立マンチェスターカレッジにてアレクサンダー・モシュコフスキ、ヨッシ・ジヴォニ両氏に師事。1973−1974年ブリティッシュ・カウンシル奨学生としてソ連で学ぶ。 イギリス帰国後、1974−1976年アンドレ・プレヴィン率いるロンドン交響楽団にて首席奏者を務める。1976年ベルナルド・ハイティンクの招きでロンドン・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターに就任し1992年まで在任。1982−1983年ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、1992−1994年フィルハーモニア管弦楽団両楽団のコンサートマスターを務める。1999年から2013年の間、読売日本交響楽団ソロ・コンサートマスター。 ゲスト・コンサートマスターとしてロンドン交響楽団、BBCフィルハーモニック管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団、ロンドン・シンフォニエッタ、香港フィルハーモニック管弦楽団にて演奏。 ソロ奏者としてロンドン・フィルハーモニック管、フィルハーモニア管、BBCウェールズ管、ボーンマス交響楽団、ロイヤル・リヴァプールフィルハーモニック管弦楽団、読売日本交響楽団と共演。 英国王立音楽院、2003−2008年東京芸術大学非常勤講師として指導にあたり、2009年より愛知県立芸術大学客員教授として現在に至る。
■チケットぴあ TEL.0570-02-9999(Pコード:241-840) ■愛知芸術文化センタープレイガイド TEL.052-972-0430 ■愛知県立芸術大学生協 TEL.0561-63-7800 ■愛知県立大学生協 長久手キャンパス TEL.0561-61-0977
<地下鉄> 東山線/名城線「栄」駅下車、徒歩3分 ※オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由 <名 鉄> 瀬戸線「栄町」駅下車、徒歩2分 ※オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由 <自動車> 名古屋高速東新町出口から3分
<お問合せ> 愛知県立芸術大学 芸術情報課 TEL.0561-76-2873